
6月21日です。
夏至(げし、英: summer solstice)は、二十四節気の第10。北半球では、この日が一年のうちで最も昼(日の出から日没まで)の時間が長い。 一年のうちで最も昼の時間が長いわけではなく、南半球では夏至の日に最も昼の時間が短くなるとウィキペデアには書かれています。
つまり北半球にある日本では、夏とは太陽がいちばん長く出ている日なのです。
昼が長く夜が短い、それが夏。
夏はおそらく、自然相手にこころをひらいて楽しむには最高の季節なのです。
夏を祝うには、太陽に感謝するにはもってこいの日。
高地に本格的な夏が訪れるのには、時間が必要です。冨士のお山では、夏だってダウンが必要。
だから、この日を決めたら、キャンプ場で太陽に感謝する機会を持ちませんか。短い夜に、焚き火を焚いて夜明けまで過ごすのもいいですよ。
美しい樹々、芳しき草むらも、そこで黙ったままのように見える石だって、そこに人がいて、実はあなたに語りかけているのです。
お山の頂きにも、雲のなかにも雲のなかの雷にも稲妻にも、渦を巻く竜巻にも、寄せては引く海のうねりにも、海洋を渡る風の吹き方にも、 雨のなかにも、虹のなかにすら、そこには隠れた人がいて、あなたに話しかけているのです。
夜空の星も、力強く燃える焚き火の炎にも、沈みゆく太陽も、命がけして滅びることはないと、あなたやぼくに話しかけて心を高く保つべく勇気づけてくれているのです。
もしもあなたがその声を聴くことができたなら。
なにからなにまで特別なのが夏。
夏は光の季節。
同じ夏なんかひとつもありません。

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